鈴木です
良人 と書いて おっと、 とは誰が最初に定めたんだろう。とても不思議な言葉だと思う。
最近では本などでしか見かけないので、あまり耳にすることはない言葉ではあるものの。
そもそも、2人しかいない夫婦のうちの男性を「良人」と呼ぶことで、それはいわゆる男性の「大黒柱」的要素は肯定しつつも、
同時に女性、つまりは妻の方をほぼ必然的に「良くない」ように見立ててしまうことが怖い。
とても不自然でもある。
しかも、そのおかしさを感じさせないくらいに自然に使用される「良人」という言葉は、その存在感をもって無意識的に女性の行動と、女性に対する社会の許容範囲を制約できてしまう。
その言葉が生まれてから今までも、ずっとその効力は女性を支配しているようにも思える。
例えば多くある不倫報道、
不倫もまた2人でするものであるものの、多くのケースで人々に敏感にセンサーされて、非難の対象となるのは、女性。
しかも、着目したいのは、この不倫報道で女性が叩かれるとき、同性である女性も容赦ない視線を不倫した女性に対して浴びさせる。
これには、「同じ女なのに、あなただけがその不徳を許される訳がない」という掟破りの相手への一種の羨望の眼差しも感じられる。
こうして「良人」的概念から生まれた女性に対するありとあらゆる視線、呪縛のような制約は、目に見えない力として今でも色濃く残っている。
いつ女性はそれから解放されるのか。。
おそらく私が生きている間では、ないと思う。
…
すっごいフェミニスト的でしかも中途半端な大学生のような稚拙な文章ですが、、思ったこと今日のメモ。
「良さ」と「良くなさ」はどちらかが存在すれば相対的にもう一方も存在するわけで。
何かを生み出す時にはそれを覚悟して、と思いたいものの、そこまでガチガチになって生み出すものが有意義なわけはなく。。
言葉の難しさはどうしようもない!
けれども魅力的だね。
という話でした。
おわり。